【MEO対策】不動産仲介会社の店舗運営で必要な集客施策

MEO対策と記載した画像

不動産仲介会社さまにとって必見の集客方法、MEO対策。

飲食店やサービス提供会社はもう取り組んでいます。

不動産会社にとって、MEO対策は集客力をアップさせる大事な施策です。

今回はMEO対策のノウハウ(Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)運用方法)をお伝えします。

目次

1.MEO対策とは?
2.MEO対策を行うメリット
3.不動産会社がMEO対策に取り組むべき理由
自然検索(SEO対策)よりも上位表示される
地域密着型である不動産会社は相性がよい
お金をかけず、労力もそれほどかけずにできる
まだまだブルーオーシャン?
4.導入方法(情報の登録)
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)登録
ビジネス情報登録
写真登録(Googleストリートビューも効果的)
5.定期的な情報更新
写真の更新
投稿の更新
クチコミ返信
まとめ

1.MEO対策とは?

MEOとは「Map Engine Optimization」を略したもので、地図エンジン最適化の対策になります。

自然検索への対策のについてはSEO(Search Engine Optimization)対策といいますが、こちらは検索エンジン最適化の対策を指しています。

以前投稿した導入事例の記事では、少しだけMEOについて紹介させていただきました。

MEOは海外では「ローカルSEO」とも言われますが、日本ではMEOというワードが浸透しているため、この記事ではMEOというワードを使用します。

上記で言っている対策する地図とはGoogleMapを指します。

つまり、MEO対策はGoogleMapで上位表示させる施策となります。

さて、今回はこのMEO対策の秘訣をお伝えします。

私は前職で「貸し会議室」のマーケティングをしていた際、SEO対策、MEO対策を行って結果にもつなげていたのでぜひ参考にしていただけたらと思います。

運営している16店舗のうち、12店舗をGoogleMap3位以内に表示することができました。

東京・横浜・大阪の駅前立地の貸し会議室になりますが、現在も運営中のため私もたまに利用しています。

「貸し会議室」…ニッチなBtoBビジネスですが、市場規模は約700億円(2018年)と言われます。

Googleで「池袋 貸し会議室」「渋谷 貸し会議室」と検索すると、    GoogleMap表示部分に同じ名前の貸し会議室を確認できると思います。

2.MEO対策を行うメリット

MEO対策もSEO対策と同様に「エリア × 業種orサービス」といったキーワードに対する対策です。

たとえば、渋谷で髪を切りたいとき「渋谷 美容院」と検索したり、中目黒に引越をしたいとき「中目黒 不動産」みたいに検索しないでしょうか?

弊社のグループ会社もMEO対策をしっかり行っているため、参考までにご覧ください。

「中目黒 不動産」でGoogle検索すると、GoogleMap3位以内に表示されています。

グループ会社だからと贔屓目に言う気はないのですが、「クチコミ」176件いただき、☆数4.7、素晴らしいサービス対応しているとしか言いようがないです。

この時点で、すでにクチコミの星の数・評価を確認できますし、電話タップボタンも表示されています

(機種によってウェブサイトや経路案内のボタンなど異なるようです)。

最初にいきなり電話は抵抗があると思いますが、2回目以降は利便性アップできますね。

では、そちらの店舗名をタップするとGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)のページに移動します(Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)は後ほど説明します)。

さて、ページを見てください。

  • 電話をかける
  • チャットする
  • 経路案内(GoogleMapで案内)
  • 自社のウェブサイトへのアクセス

これらの行為がワンタップで行えます。

店舗の所在地や電話番号を調べる手間が省けるため、来店や問い合わせのハードルが一段階下がります。

クチコミや写真もタップして閲覧することまで可能です。

ユーザーにとっては、スマホから気軽に店舗の評判や様子、雰囲気を確認できます。

以上、Googleはユーザービリティを意識したGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の設計を行っているのが分かりますね。

これらがMEO対策を行うメリットになります。

3.不動産会社がMEO対策に取り組むべき理由

・自然検索(SEO対策)よりも上位表示される

Googleで検索した際の表示を見てみると、上からリスティング広告、GoogleMap上位3位、自然検索の順になっています。

Google検索での表示順序
Google検索で上から表示される順序の説明

そのため、自然検索に対して行うSEO対策よりもMEO対策のほうが店舗集客には効果が高いと言われています。

自然検索でも上位のほうはポータルサイトが占めており、単独店舗での上位表示はなかなか難しいのが不動産業界の現状です。

・地域密着型である不動産会社は相性がよい

コロナ禍ということもあり、最近はオンラインでお部屋探しをする数が増えていることは実証されています。

ただ、お部屋探しには実際に店舗スタッフから地元ネタを教えてもらいたい、内見も実際に確認したいという需要もまだまだあります。

そのようなエンドユーザーは部屋を借りたい地域の不動産会社に直接訪問したいと思っており、不動産業界は地域密着型のビジネスといえます。

昔ながらの「町の不動産屋」のイメージは、そう簡単に覆されないですね。

そのエリアに実店舗があることで、探している「エリア × 不動産」で検索した際に上位表示されると集客につながる可能性が高まります。

また、住みたいエリアからGoogleMapで直接「不動産」と検索されるかたもたくさんいると思います。

・お金をかけず、労力もそれほどかけずにできる

MEO対策は、「Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)」に登録する必要がありますがこちらは無料で利用できます。

効果が出るまで少し時間が必要ですが、費用対効果はめちゃくちゃいいです。

成果報酬型(上位3位内表示させたら、1日1,000円課金など)の業者さんなどもいますが、社内リソースで十分対応可能です。

お部屋探しのポータルサイトだと掲載料金や手数料がかかりますが、このMEO対策はポータルサイトよりも上位表示させる無料の集客施策となります。

デジタルマーケティング施策の比較表

・まだまだブルーオーシャン?

不動産会社は今まで述べたようにMEOとの相性がいい業種であるにもかかわらず、ほかの業種に比べて「Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)」に登録している会社が少ないです。

エリアやキーワードの入れ方で変わってきますが、先ほどの「中目黒 不動産」をGoogleMapで検索すると、16店舗しか表示されませんでした。

GoogleMapでは、1ページに20店舗まで表示することができ、そのエリアで登録した店舗は全て表示されます。

業種やサービスにもよりますが、100店舗以上表示されることはザラにあります。

そのため、個人的にはボリュームとしてはまだまだ少なく思えます。

MEO対策は、飲食店やサービス提供会社においての需要は高くなっています。

不動産業界もこれからサービスを強化していくことになると思うので、レッドオーシャンに変わる前のブルーオーシャンのうちに対応することをお勧めします。

やるなら…

「今でしょ!」(最近、本家の林先生が使っているのを全く見ませんが…)

繁忙期も落ち着いてきたと思いますので、まだ競合が動き出していないうちにぜひ取り組んでいただきたいです。

4.導入方法(情報の登録)

・Googleビジネスプロフィール(旧マイビジネス) 登録

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録する前に、一度GoogleMapで「エリア × 会社名」で検索してください。

会社や店舗がすでに登録されている可能性もあるためです。

店舗の情報自体は、オーナー権限がなくても登録可能です。

また、Googleに自動で登録されている可能性もあるようです。

二重登録を防ぐため、誤った情報で登録されていないか確認するためにも必ず事前確認してください。

登録されていた場合は、「このビジネスのオーナーですか?」という表示が出るのでタップします。

すると、「このビジネスを管理する権限を持っており、利用規約に同意します」にチェックをつけて、「続行」をタップします。

そうすると確認コードの受け取り方法を選ぶ画面になります。

「電話で今受け取る」か「次の宛先に郵送で受け取る」のどちらか、受け取りやすいほうを選択します。

「電話で今受け取る」を選ぶと、Googleから登録した電話番号に電話がかかってきます。

日本語の合成音声なので、安心してください。

確認コードをメモに取り、入力するとオーナー確認完了です。

「次の宛先に郵送で受け取る」を選ぶと、登録した住所あてにハガキが郵送されてきます。

送付先担当者名も追記できるので、ぜひそちらに担当者名の記載もしてください。

ハガキは数日後(1週間~10日くらい?)に届くので、記載された確認コードを入力するとオーナー確認完了です。

登録されていない場合は、GoogleMapから地点登録を行い、オーナー権限に進んでください。

(※Googleアカウントは取得しているものとして、省略しています)

・ビジネス情報登録

「ビジネス名を入力してください」と表示されたら、店舗名を記載します。

店舗名を記載したら、ビジネスのカテゴリー、住所、サービス提供地、営業時間、電話番号、自社ウェブサイトのURL、サービス、ビジネス情報など基本情報を記載していきます。

ここで店舗名、住所の記載について、一点注意事項があります。

それは表記のゆれです。

例えば、

・東京都渋谷区神宮前2-34-17 住友不動産原宿ビル18F

・東京都渋谷区神宮前2丁目34番地17号18階

こちら、内容は同じですがGoogleの検索順位に影響が出る可能性があります。

少々細かいですが、自社のウェブサイトの会社概要にある内容と同じ記載方法にしてください。

半角や全角、空白スペースの有無など正しい情報で揃えましょう。

ビジネスのカテゴリーは、選択形式になっています。

不動産のカテゴリーでは、「不動産店」「不動産仲介業」「不動産管理会社」などから選択できます。

こういうところもユーザーには見られているので、自社に一番ふさわしいカテゴリーを選択しましょう。

ビジネスの情報については、扱っている物件を掲載することはお勧めしません。

物件は頻繁に入れ替わるため、情報が劣化することがマイナスになるためです。

店舗の魅力やお客様に与えるベネフィットをお伝えしましょう。

  • 駅から徒歩○分の好立地
  • ○○屋の隣の路面店
  • リフォームしたばかりのきれいな内装
  • スタッフのスピーディーな対応
  • きめ細かい提案接客
  • 安心のカスタマーサポート

など。

「この店舗、良さそう!」と思ってもらうことが大切です。

・写真登録(3Dパノラマビューも効果的)

写真の登録は、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)では重要視されています。

こちらはインスタ映えというよりも、写真の枚数(情報としての量)を求められています。

不動産店舗に対してユーザーが求めていると想像したら、

  • 店舗のロゴ
  • 建物の外観写真
  • 店内の写真
  • スタッフの写真
  • 接客している、雰囲気がわかる写真

などでしょうか。

あと一つ、以前の貸し会議室で導入していたのはGoogleインドアビュー(ストリートビュー)です。

これは費用がそれなりに掛かるため要相談ですが、最近は内見用で使われている安価なツールもあるので一つ検討の価値はあるかもしれません。

大事なことは、ユーザーが実際に店舗に訪れた際のことを想像できる写真を掲載して安心してもらうことです。

5.定期的な情報更新

定期的に更新して、情報の鮮度を保つことは重要です。

情報の更新はGoogleの検索エンジンにも評価され、上位表示されやすくなります。

運用して最初のころは、頻繁に更新することをおススメします。

しかし、一旦上位表示されるようになったら、月に2,3回程度でも十分かな、と個人的には思っています。

というのは、大阪の貸し会議室は月に1回出張して更新していた程度でしたが、上位表示を保てていたためです。

頻繁に更新したほうがいいのは当然いいと思いますが、ほどほどで十分というのが個人的見解です。

情報更新に便利なツールは、「Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)」のスマホ用アプリ登録です。

撮影した写真の更新、投稿の更新、クチコミ返信はスマホ対応がスムーズにできるのでこちらをおススメします。

・写真の更新

こちらは上記に記載した項目の写真について、定期的な更新が必要です。

店内の接客写真(お客様にお断りを入れて)、掲示物、サービス備品なども考えられます。

・投稿の更新

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)には、投稿機能があります。

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を訪れたお客様に対して、最新の情報を発信できる機能です。

  • 部屋探しのノウハウや注意点(ブログ形式もありだと思います)
  • 最新の物件情報
  • 内覧会のご案内
  • キャンペーン情報
  • お休みや営業時間変更のご案内

など、ほかにも発信できることはたくさん想定されます。

・クチコミ返信

Amazonで買い物をするときレビュー評価を確認するように、この「クチコミ」はユーザーから結構見られています。

今や必要不可欠と言っても、過言ではないと思っています。

「クチコミ」は店舗、もしくはオンラインでの店舗スタッフのサービスと対応に対して、ユーザーが評価してくれます。

成約いただいたお客様であれば、酷評されることは少なく高い評価がいただける可能性が高いです。

そのクチコミに対して、評価が良い悪いは別として丁寧に、真摯に返信することは会社の信頼につながってきます。

クチコミ、その対応は店舗の来店を検討しているユーザーの後押しになることは間違いないのでぜひご対応ください。

高評価のクチコミに対して感謝しているスタッフ

以上が、今回説明するMEO対策になります。

他にも、インサイト機能などはGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)スの分析に効果的ですが、こちらは長くなるのでまたの機会にご説明します。

まとめ
  • 地域密着型ビジネスである不動産会社はMEO対策と相性がよく、自然検索よりも上位表示されるため集客効果大の施策になります。
  • 無料で利用できるため費用対効果は高く、競合が少ないブルーオーシャンのうちに対策していくことをおススメします。
  • ビジネスの情報登録時は表記のゆれなどに注意して、ユーザーに有益な情報を与えることを念頭に置いて登録しましょう。
  • 定期的に情報更新することで、Googleの検索エンジンから評価されて上位表示につながります。
  • 投稿機能、クチコミの返信は適切に行い、ユーザー目線を常に考える必要があります。

世の中は不動産DXや不動産テックがどんどん進んでいますが、ぜひ即効性があるMEO対策(Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)登録から)も取り組んでみてはいかがでしょうか?